今年の4月1日に介護保険や老人福祉法が改訂された。
それに伴って、表示事項やら重説の書式やらが、変わる、変わる。
はっきり言って「介護」保険やら老人「福祉」法やら興味ないのだが、
契約書や重説や販促ツールを本社で担当している以上、避けては通れない。
・・・ていうか、避けるどころかモロに正面衝突。
全施設の契約書雛形を作成する基幹メンバーの1人になってしまった…。
介護保険はまだともかく、福祉法は本気で興味ないのにな・・・。
企業化活動に関る法律ならそこまで嫌じゃないのだが、福祉法は別。
福祉関係の法律は「消費者/利用者を守る」という理念は同じなのに、
商法その他とは方向性が逆なのである。
商法は、ほっとけば際限なく拡大する企業活動を抑えるために存在する。
福祉関係の法律は、ほっとけば際限なく落ちぶれる利用者を守るために存在する。
・・・その考え方が、一言で言って、うざい。
いちいち恩着せがましい上、分かりにくい。
利用者を弱者とひとくくりにする様が、とっても不愉快。
「弱者どもよ、苦しゅうない。朕が助けてやるぞ」
的な態度だから、この業界はいつまで立っても前近代的なまま進歩しないんじゃないかと思う。
まぁ、なら有料老人ホーム業界なんかに就職しなきゃいいじゃねーかとも思うのだが、そーいう福祉を変えてやりたいと本気で思ってしまったんだから仕方ない。
閑話休題。
さて、契約書雛形を作るに当たって問題があった。
一体誰と、やるか?って話である。
契約書には2パターンあり、もう1パターンは某施設の施設長さんが別の施設のケースワーカーと組んで担当してくれることになった。
私も、もう1人頼りになる人を見繕わないとな・・・。
今の私が雛形を1人で作成するなんて、絶対無理。
全社的にものを見れて、介護保険に詳しい人が必要である。
心当たりは何人かいた。
ひとまず、前施設の施設長に声をかけてみることにした。
彼なら、介護保険のエキスパート。
古株だし、中途の営業経験者だし、何より責任感が強い。
元上司だからこっちのミスも容赦なく突っ込んでくれそうだ。
「あのーちょっと、相談があるんですけど」
と軽い口調で切り出して、要件を告げた。
人選的にそこまで的外れじゃないし、状況をご存知だろうから、
断わられる可能性は低いだろうと予想して・・・。
すると・・・。
「それは本社の仕事だろう。現場に振るなよ」
予想外の強い口調で、彼は突っぱねた。
「は?そりゃ、本社の仕事ですよ。だから私がやるのは前提です。
ただ、私1人で行えるものではないでしょう」
意外に思いながら反論すると、彼は同じ言葉を繰り返した。
「でも、それは本社で行うべきことなんだって」
「本社って・・・現在の本社で、担当できるのは私しかいませんけど、
私1人でやれってことですか?」
「あなた1人でできるわけないだろう。いや、やるならそれでいいけど」
「いや、私もやりたくてやってるわけじゃないですけど。正直言って、やりたくないですし」
私は何の話をしてるんだ?
「やりたくないって、何だよ。それはあなたの仕事だろう」
「分かってますよ、だからやるって言ってるじゃないですか。
でも実質問題として、1人では無理ですよ。
だから現場で担当者を決めようと思いまして」
「担当担当って、それは本来本社内で行うことだろう。
こっちも大変なんだよ。採用ストップされてるし」
「だから、本社には私しかいないんですよ」
今になって冷静に考えれば、
「大変なのはあなたの施設だけじゃないですよ。
実際もう1パターンの契約書作成は、他施設の某施設長とケースワーカーが担当しています。
開設間もない施設でもあるまいし、全社的に見たら大変って言うのは言い訳ですよ」
位のセリフも浮かぶのだが、その時はただ唖然としていた。
あの反骨精神溢れる冷静な施設長が、本社本社と繰り返す現実に。
彼の元上司はことあるごとに、
「本社の好きにはさせない」
と繰り返し、本社気質の強い私はそのためかなり疎まれた。
彼は、その上司のお気に入り。対立意識も、強い方だと思ったのだが。
いや、でも。
かつて本社購買のOさんが抜けたとき、元上司は溜息をついていた。
「本社でやるべき仕事が、現場に落ちてくる」と・・・。
本社に対する反骨精神は、「本社なんていらない」という意味ではなかったのだと。
何度繰り返しても、「本社で経理財務以外を担当する人間は、実質私しかいない」という現実を受け入れようとしない施設長を見て初めて気付いた。
うわ・・・なんか泥臭・・・。
上司の批判は鋭いけれど、上司並みに責任ある仕事は断固拒否する部下みたいな?
人を批判するからには、その人のポジションを乗っ取るくらいの野心を抱いて欲しいものである。
まあ私、上司じゃないし。
ていうかほんの二年半前はこの人の部下で、その時の面接では「この会社に向いてない」とまでこの男に言い放たれたのだが・・・。
立場逆転。悲しいのは何でだろう。
これ以上話しても無駄そうなので、ボスの指示を伺うということで折り合いをつけた。
結局ボスの指示により、その施設長より明らかに忙しい別施設の施設長と、営業さんと三人で協力して雛形は作成することになった。
なんというか、まあ。
これで、作成が遅いとか間違ってるとか難癖つけてきたら許さん。
きっと、影でぶちぶち言うだけなんだろうけどさ。
それに伴って、表示事項やら重説の書式やらが、変わる、変わる。
はっきり言って「介護」保険やら老人「福祉」法やら興味ないのだが、
契約書や重説や販促ツールを本社で担当している以上、避けては通れない。
・・・ていうか、避けるどころかモロに正面衝突。
全施設の契約書雛形を作成する基幹メンバーの1人になってしまった…。
介護保険はまだともかく、福祉法は本気で興味ないのにな・・・。
企業化活動に関る法律ならそこまで嫌じゃないのだが、福祉法は別。
福祉関係の法律は「消費者/利用者を守る」という理念は同じなのに、
商法その他とは方向性が逆なのである。
商法は、ほっとけば際限なく拡大する企業活動を抑えるために存在する。
福祉関係の法律は、ほっとけば際限なく落ちぶれる利用者を守るために存在する。
・・・その考え方が、一言で言って、うざい。
いちいち恩着せがましい上、分かりにくい。
利用者を弱者とひとくくりにする様が、とっても不愉快。
「弱者どもよ、苦しゅうない。朕が助けてやるぞ」
的な態度だから、この業界はいつまで立っても前近代的なまま進歩しないんじゃないかと思う。
まぁ、なら有料老人ホーム業界なんかに就職しなきゃいいじゃねーかとも思うのだが、そーいう福祉を変えてやりたいと本気で思ってしまったんだから仕方ない。
閑話休題。
さて、契約書雛形を作るに当たって問題があった。
一体誰と、やるか?って話である。
契約書には2パターンあり、もう1パターンは某施設の施設長さんが別の施設のケースワーカーと組んで担当してくれることになった。
私も、もう1人頼りになる人を見繕わないとな・・・。
今の私が雛形を1人で作成するなんて、絶対無理。
全社的にものを見れて、介護保険に詳しい人が必要である。
心当たりは何人かいた。
ひとまず、前施設の施設長に声をかけてみることにした。
彼なら、介護保険のエキスパート。
古株だし、中途の営業経験者だし、何より責任感が強い。
元上司だからこっちのミスも容赦なく突っ込んでくれそうだ。
「あのーちょっと、相談があるんですけど」
と軽い口調で切り出して、要件を告げた。
人選的にそこまで的外れじゃないし、状況をご存知だろうから、
断わられる可能性は低いだろうと予想して・・・。
すると・・・。
「それは本社の仕事だろう。現場に振るなよ」
予想外の強い口調で、彼は突っぱねた。
「は?そりゃ、本社の仕事ですよ。だから私がやるのは前提です。
ただ、私1人で行えるものではないでしょう」
意外に思いながら反論すると、彼は同じ言葉を繰り返した。
「でも、それは本社で行うべきことなんだって」
「本社って・・・現在の本社で、担当できるのは私しかいませんけど、
私1人でやれってことですか?」
「あなた1人でできるわけないだろう。いや、やるならそれでいいけど」
「いや、私もやりたくてやってるわけじゃないですけど。正直言って、やりたくないですし」
私は何の話をしてるんだ?
「やりたくないって、何だよ。それはあなたの仕事だろう」
「分かってますよ、だからやるって言ってるじゃないですか。
でも実質問題として、1人では無理ですよ。
だから現場で担当者を決めようと思いまして」
「担当担当って、それは本来本社内で行うことだろう。
こっちも大変なんだよ。採用ストップされてるし」
「だから、本社には私しかいないんですよ」
今になって冷静に考えれば、
「大変なのはあなたの施設だけじゃないですよ。
実際もう1パターンの契約書作成は、他施設の某施設長とケースワーカーが担当しています。
開設間もない施設でもあるまいし、全社的に見たら大変って言うのは言い訳ですよ」
位のセリフも浮かぶのだが、その時はただ唖然としていた。
あの反骨精神溢れる冷静な施設長が、本社本社と繰り返す現実に。
彼の元上司はことあるごとに、
「本社の好きにはさせない」
と繰り返し、本社気質の強い私はそのためかなり疎まれた。
彼は、その上司のお気に入り。対立意識も、強い方だと思ったのだが。
いや、でも。
かつて本社購買のOさんが抜けたとき、元上司は溜息をついていた。
「本社でやるべき仕事が、現場に落ちてくる」と・・・。
本社に対する反骨精神は、「本社なんていらない」という意味ではなかったのだと。
何度繰り返しても、「本社で経理財務以外を担当する人間は、実質私しかいない」という現実を受け入れようとしない施設長を見て初めて気付いた。
うわ・・・なんか泥臭・・・。
上司の批判は鋭いけれど、上司並みに責任ある仕事は断固拒否する部下みたいな?
人を批判するからには、その人のポジションを乗っ取るくらいの野心を抱いて欲しいものである。
まあ私、上司じゃないし。
ていうかほんの二年半前はこの人の部下で、その時の面接では「この会社に向いてない」とまでこの男に言い放たれたのだが・・・。
立場逆転。悲しいのは何でだろう。
これ以上話しても無駄そうなので、ボスの指示を伺うということで折り合いをつけた。
結局ボスの指示により、その施設長より明らかに忙しい別施設の施設長と、営業さんと三人で協力して雛形は作成することになった。
なんというか、まあ。
これで、作成が遅いとか間違ってるとか難癖つけてきたら許さん。
きっと、影でぶちぶち言うだけなんだろうけどさ。
