2008・04
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2008/04/20 (Sun) 転勤族。
4月に入り徐々に転職活動を再開しはじめた。

そこでやっぱり気になるのが、遠距離中の彼との今後。
別居婚になるのは致し方ないにしても、
転職を機に今後の生活に都合よい場所に移動したほうがいいのでは。

彼から電話かかって来るたび、3日に1回はその話になった。

一度は退職して一ヶ月くらい同棲→上手くいけば結婚して、
その後新生活と再就職を同時にしちゃおーかなー わお楽しそう♪
とかお気楽に考えていたのだが・・・。

・・・なんかコレ、慎重にことを進めないとやばくね?

そう思い始めたのは、一週間くらい前に彼の口から、
「転勤族」という言葉が飛び出してからだった。

*****

彼は企業の研究員として研究所で勤務している。

初めは関東勤務と聞いていたのに、新人としての配属先は裏日本の片田舎。
入社2年目の今月からは、鹿児島に転勤になった。

周りの男性は皆転勤族or出張続き。
彼の友人の伴侶である奥様達は、健気について行ったり、帰りを待っているようだ。

「へー いろんな世界があるんだねー」
 と他人事で聞いていた。

会社の幹部として働き、広い世界でも通用する力を手に入れるのが夢で、
多くの人や世界と関わって成長するのが生き甲斐の私にはとても無理。

たとえ彼が病気や無職になっても、私が稼いで養う甲斐性はあるつもりだが、
彼にしか価値を見出されない存在にだけはなりたくない。

しかし…

結婚や育児について話してみて分かったこと。

・彼は遠距離で大変な中、300万以上かかる式を自腹で開くつもりらしい。
 「私はそこまで価値を感じないけど、君がやりたいなら付き合うよ
  家族になる儀式みたいなもんだし、親戚との顔合わせもあるしね」
  と仕方なく同意したら、
 「結婚式は“2人の記念”だろ。そんなじゃやる意味ないよ」
  と悲しげ。
 
 いやあの、再現性のない1日だけの記念日に300万以上自腹ってナニソレ?
 しかも遠距離の転職直後に結婚式開催って私の人生に何か恨みでも・・・?


・転勤族の彼と一緒に住もうと思うなら、私が仕事を辞めてついていくしかない。
 彼の会社はさほど手取りがよいわけでもなく、
 万が一ラインに回されたら辞めると公言している。
 しかも転勤先はド田舎の可能性大。 

 えっと何?これは、見知らぬド田舎で貧乏な専業主婦生活を甘んじろってこと?
 つうか君が仕事嫌になって退職した場合、生活一体どうするの?


・別居婚で子供が生まれたら、実家に預けると彼は公言する。
 彼は転勤族で、出張も多い。
 子供ができたら私が育児に専念するか、
 保育所や実家をフルで活用するしかなくなるんだけど。。。

 ちょっとまて、実家に預けるってお母様の人生は?私の立場は?
 夜遅くまで働き、出張で留守がちの彼の背後で、
 縁のないド田舎で独りぼっちの子育てなんて、考えただけで無理心中しそう・・・。


・・・・。

結婚とか育児の話するのはまだ早すぎるようだ。
うん、そういうことにしておこう。

前々から「転職は鷹子の好きな所にしなよ」「結婚後も週末婚で」とは言ってたけど、
まさかこんな背景事情があるとは・・・。


『では「理想」か「相手」このどちらかを変えることです(中略)
 どれかを選ばなければいけない。
 選べない人間は、いずれすべてを失うことになるんです

 もし「彼女」を生かすなら、今のあなたの「理想」も「方法」も捨てることです
 彼女を得るために自分を捨てることができるなら それは
 
 それが恋です』
(吉野朔実『恋愛的瞬間 1』小学館文庫 p173-174)


彼が惚れた瞬間、私は自分のキャリアについて話していた。
転職して世界に羽ばたく夢。変化や成長を希う気持ち。

仕事を辞めることは、私にとって社会的な死を意味する。

まあ結婚生活なんて妥協の連続だろうし、
完璧に都合のいい相手なんて、そう出会えないもんだろうけどさー。

・・・思うんだけど、私を選んだのは彼なんだから、
私に人生を差し出すことを要求する前に、テメエが譲歩しろよゴルァって感じだよなー。

一ヶ月前、異動の内示が下ったとき、
「もし異動先で工場のラインに配属されるなら、俺は仕事を辞める」
 と彼は暗い声で明言していた。

要するにまだ若すぎるんだと思う。働き始めて一年ちょっとだし。
い つ 大 人 の 考 え が で き る か 未知数ではありますが。

彼の抱く少年のような心のプラス面は一途で情熱的で信頼できるところ。
マイナス面は他人の人生に対する想像力と計画力、責任感がないところ。
あと頑固で譲歩できないところかなー。やれやれ。

人生って甘くないね。まあ、知っていたけど。

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