2008・07
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2008/07/13 (Sun) 結婚式嫌いの二次会幹事。
サークル同期のMに頼まれて、同期のKと一緒に、
9月の結婚式二次会の幹事を引き受けることになった。

Mはサークル時代副部長を務めた、老若男女に信頼厚い女の子。
対するKはMの親友。
Mと一緒に参加したKの披露宴で、私は彼氏と出会った。

私はMと特別仲が良かったわけではないので指名はちょっと不思議だが、
結婚式つながりのご縁を感じて引き受けることにした。

結婚式が実際どういうものなのか、かなり興味あるし。

というわけで、新郎&新郎側の幹事と顔合わせし、
披露宴・2次回会場であるホテルを見に某駅に集合した。

****

私は結婚式をやりたくない。

結婚の時ウエディングドレスを着るのは、
成人式に振袖を着たり、卒業式に袴を着るのと基本同じだと思う。
私はどちらの行事も頑なに拒否し、なんとかやり過ごした。

金と時間をドブに捨ててるようでもったいないし、とにかく恥ずかしい。
着飾った姿を大勢に見られ値踏みされるのが、ものすごい苦痛である。

例えば勉強は出来るけど運動音痴な苦手な委員長は、
学生時代、運動会当日に雨が降ることを切望しただろう。

別に彼は、運動が出来るようになりたいわけではない。
そもそも体を動かすのが嫌いなのだ。どちらかと言うと、運動のない世界にいきたい。
劣った能力を人に見られ蔑まれるのが嫌なのだ。心底。

大人になってようやく運動をしなくてよくなり、ホッとしているというのに、
何故今更、大金はたいて自分主役な運動系の発表会を主催し、
大勢の友人を招いて見物されなきゃならないのか。

まさにそんな感じ。
私は自分の容姿が十人並み以下だと知っている。

思春期にはコンプレックスにずいぶん悩まされた。
しかし化粧やオシャレに精をだしたことは一度もない。
今思えば、私は別に綺麗になりたいわけではなかったのだ。

単に容姿という「劣った能力」を値踏みされて、
人から蔑まれるのが嫌だったのだ。心底。

大人になり容姿で値踏みされない方法を身に付け、ホッとしているというのに、
何故今更大金はたいて、自分主役の着飾りパーティを開催せねばならぬのか。

しかも平均予算1日300万円。準備期間、半年から3ヶ月。
もうアホかと。バカかと。
十分の一でアジアなら一ヶ月の滞在旅行できるわー!
とちゃぶ台を返したくなる。


さらに私は、いわゆる冠婚葬祭や儀礼が嫌いである。
年賀状とかお中元とか、お葬式とか法事とか、お盆とか。

将来役立つ人脈や、他人との人間関係構築は大切だと思うけど、
面倒なうえ金だけかかる、形骸化した虚礼に何の意味があるのか。
そーいう世間のしがらみには、出来るだけ関わりたくない。

結婚式って、まさにしがらみの世界。
親戚一同、ご両親、挨拶にスピーチ、祝い金に引き出物。

他人の式は1日で終わるし、祝い金も人間関係の必要経費と割り切れるけど、
自分で好き好んでやるなんて、時間とお金の無駄遣いに思えて仕方がない。


義務ならまだ仕方がないと割り切れる。

初めからそこに300万円はなかった。
使う時間や労力は大学入試と同じだと。

しかし拒否権があるなら、ぜひともパスしたい。

周りが強く望むなら、費用だけは必要経費と割り切っても良いが、
必要最低限の人と予算で、簡単に済ませてくれ!
って感じ。

****

・・・とか内心思っていることは置いといて、会場のホテルへ。
二次会会場を見学し、窓口となるブライダルプランナーさんに条件を伺う。

新郎新婦を飾るフラワーアレンジメント、15万円。
披露宴が2時間として・・・時給7万5千円の花かぁ。

式の様子を映すディスプレイ、10万円。
1時間の使用量5万円っすか。

うわさには聞いていたけど、やっぱり凄い結婚式って。
桁が違う。ほんっとぼったくり。ほとんど宗教の世界。

「結婚式の準備をしてるとさ、金銭感覚がおかしくなってくるんだよね。
 1万円の差とか、大したことないように感じてくるもん」
 と新郎が言っていたが、よくわかる。

ちなみに請求書はことが全て済んでから届くとのこと。怖っ!

等々、自分のことと思うと嫌な気持ちにしかならないけれど、
Mの二次会を手伝うのは思いのほか面白そうだった。

社会人結婚である2人の馴れ初め紹介。
先輩への告知。皆に楽しんでもらう企画。

やってみて思ったが、幹事仕事は企画に似ている。

新郎新婦が二次会に望む要素をヒヤリング。
参加者名簿から相手の望む要素を予想。
その2つをマッチングさせつつ、会場や予算を考慮し、企画を立てる。

何これ。
いい式・二次会になるよう努力したいし、当日が楽しみである。

要するに私は結婚式そのものが嫌いなのではなく、
莫大な金と時間を使って、やりたくもない自分が主役のしがらみ着飾りパーティを、
さも自分が望んだかのような顔をして開催するのが嫌なんだ、と気づいた。

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