2008・12
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2007/02/14 (Wed) ほろ酔い昼休み。
昨夜飲みのため、二日酔いを通り越して酔払い状態で会社に向かう。
昼過ぎにスクールの人からのメールで、今日がバレンタインと気付き愕然とした。

そんなワケで今日は昨夜に引き続き酔払い☆ハイテンションだったのだが、
おかげ様でお昼休憩時のパートさん&先輩との会話が弾みに弾んだ。

テーマは「黄色さんのご家庭」と「ドライ」。

黄色さんの家庭がヤバイらしいことをふと話題にした。

もちろん心配ではあるけれど、夫婦生活のすれ違いっぷりがそれ以上に興味深い。

いやだって、奥様の誕生日に花束を贈り続けていたのが、ある時、
「なんでいつも花束なの?」
 と聴かれたのをきっかけに、ドライフラワーに切り替わるんですよ?

き、黄色さーん!と引きつって話を聞いていると、
「イヤミなんだけどね」とさらり。
いや、言わなくても分かるから!
普段温厚で人間大好きな人だけに怖いよ!

その話をすると、仲のいいパートさんが大ウケ。先輩も爆笑。
「枯れた花を贈るの?」
「死んだ花でしょ?すごい!ひどい!」
「ね?すごいでしょ?
 誕生日に花束プレゼントって、ベタだけど素敵だと思うんだよ。
 夫婦だからモノは相手の金で買えるけど、花束は自分じゃ買わない。
 花束って、関係性を象徴してと思うんだよね。
 それがドライフラワー・・・。
 私達の関係は終わりましたって誕生日のたびに言われてるようなものだよね」

と、その話を皮切りに黄色さんの話になったのだが。
「ボディランゲージや表情が凄く豊かな人なんだよね。
 情報を言葉にせず相手に伝えるのが上手くて、いつも感心する」
 という一言に、先輩の表情が引きつった。

「うわー・・・それは、奥さんきついだろうね」
 意味が分からず首を傾げると、矢継ぎ早に説明。
「そういうのって、出してるっていうより出ちゃうものじゃない?
 俳優でもない限り、表情や仕草なんてそう研究しないでしょ。
 きっと表現力が豊かな人なんだよ。言葉に限らず。
 でもそれで、イヤミでドライフラワー贈っちゃったんでしょ?
 ・・・死にたくなるよね」

う、うわー。
想像して、私も引きつった。
きっと相手の傷つく表情を期待するような、
暗い喜びに溢れた表情で贈ったんだろうなあ。

・・・何気なく話していたから気付かなかったけど、思いついても普通やらないよね。
花束からドライフラワーへの切り替え。
どれだけ鬱屈した怒り爆発だったんだ。本当に。

****

と、他人の家庭を肴に失礼にも程がある盛り上がりを見せた後、
「こういうのを笑って話すのってドライだよね」
 てな話に。

そこで、最近気付いた甲冑の幼児という自分の精神構造について話したら、2人とも興味深く聞いてくれた。

理性はものすごく大人だけれど、感情は子供同然。
嫌なことがあると鎧のように堅牢な理性が、
「あ、これ見なくていいから」「これ、聞かないほうがいいから」
 と、後ろから子供の目や耳をふさいでしまう。

だから私は滅多に落ち込まない。迷っても、悩むことが少ない。
すぱっと感情を切り替えたり、割り切ることが得意だ。
大抵の衝撃からは、理性が身を挺して守ってくれる。
論理で納得させて衝撃をそらせたり。危険から子供を遠ざけたり。

だから私には知らない感情がたくさんある。
例えば嫉妬とか。悲しいとか。恨みとか妬みとか。
羨ましい、私も欲しい!なら分かるし、暗い気持ちになることもある。
でも1人僻地でシフト勤務するまで「淋しい」という感情が分からなかった。

動物的な感情は、ほとんど快と不快しかないんじゃないかって最近思う。
想像力に基づく共感とか、理想と現実のギャップに対する焦りとか、
理性に則った感情は、割合豊かなほうとは思うけれど。。。

・・・と言う話をすると、先輩は、
「自分の精神構造をそこまで具体的に擬人化して例えるとは。。。」
 と絶句し、
「いいな。なんかものすごく便利じゃない?それ。
 普通の人は悩まないように努力するものだよ」
 と言うので、
「いや、悩まないのはよくないんですよ。
 母親が死んだ時、得意の切り替えで落ち込まなかったんですけど、
 大きなショックの後、ある程度落ち込んだり悩んだりしないと、
 体調に出たり、後々トラウマになったりするんですよね。
 それに周りも同情できないし、扱いに困るでしょう。

 だから今回父親が倒れた時は、しっかり三ヶ月は落ち込みました。
 おかげで様々な人と、話したり飲んだりする機会を得ましたよ」

 と、真顔で答えると、2人に爆笑された。
「努力して落ち込んだんだ!初めて聞いたよそんな話!」
「経験から落ち込むことのメリットを学習したんだね!」
「なんか本当に、面白いね!」
 てことらしい。はて・・?

にしても、就職してからここまで赤裸々に自分について話すのってはじめてかも。
1時間には思えないほど、楽しいお昼休みだった。

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