2008・12
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2008/08/16 (Sat) 彼氏宅再訪・3日目
朝起きると異臭…というか刺激臭が…。

彼に尋ねると、動物の糞をどこかの畑で捲いてるらしい。
「これが田舎の恐ろしいところだ」
 と沈痛な表情で呟いていたので、笑ってしまった。
確かに臭いが、原因が分かっていればそんなに不快でもない。

「人糞はまかないの?」
 と尋ねると、
「バカ、そんなことするわけねーだろ」
 と怒られた。

いや、彼のうち汲み取り式だから…。
ていうか、私にとっては人糞も動物の糞も、
同じくらいのインパクトなんだけどなー。

さて、3日目は神戸で彼の博士課程での後輩と神戸で会った。

彼は私を連れていることを内緒にしており、
出会った後輩は絶句していた。(合掌)

後輩さんは、いかにも情報系理系といった痩せ型メガネ君。
失礼だが、ちょっとオタクっぽい。

彼の友達と会うのは、出会いのきっかけとなった友達の旦那を含めて5人目なのだが、
今回は彼の態度がこれまでの友達の時とは微妙に違っていた。
一言で言って、なんか偉そう。
俺様というか…通常&デレモードを知ってるせいか、虚勢を張ってる風にも見える。

「(彼が自分勝手で子供っぽいから)彼女、大変でしょう?」
 と笑顔で尋ねられ、
「ええ・・・まあ」
 と答えるも、内心首を傾げるばかり。

まあ確かに頑固で不器用でワガママなところはあるけど、
基本礼儀正しいし、従順で筋が通ってる人なんだけどなー?

神戸では「ノープラン・ノーヒューチャーだから、気が向くままに回る」という彼の言葉通り、
3人で昼間から夕方まで、昼御飯を食べたり、お茶したり、
彼のバッグを探して回ったり、中華街をのぞいたり。

そんな中で「彼、本気か冗談か分かりづらいときありません?」と聞かれ、
これまた首をかしげた。
いや、すっげえ分かりやすいと思うけど?
だって声音や表情が全然違うじゃん?


さて、気を使ったであろう後輩さんには少々申し訳なかったが、
些細な会話から彼の博士課程時代、というのが透けて見える気がして面白かった。
後輩さんと別れたあとに、彼にそのことを指摘すると、

「大学時代は周りが関西人でボケツッコミの世界だったから、
 黙ってても周りが勝手にしゃべってたんだよなー。
 最後まで黙ってても、本人がオチをつけてくれるし。

 でも博士課程のときはノリが違うし、立場も違ったから、
 あえて垣根を作らないようにして、自分から周りに働きかけないと、
 人とかかわりがもてなかったんだ。
 周りは自分より皆年下だし、博士課程ってだけで敬遠されるからさ。

 いつも本気か冗談かわかんないことばかり言って、
 周りを煙に巻きながら、鍋とか旅行とか企画してたよ」 

なるほどー。
後輩さん、何度か私に「苦労してるでしょ?」みたく言ってたけど?

「あー 子供っぽくて自分勝手なヤツだと思われてるからなぁ。
 『あなたの彼女が務まるのは仏様くらだいよ』って言われたことあるし」

仏様!
死ななきゃダメですか!

2月に会った彼の大学時代の友達は、
「あいつはしゃべらないし、話しても何を言ってるのかよく聞こえないけど、
なんかいつもそこにいて、飽きがこないやつだよ」
 と影で彼を褒めていて、ちょっと感動してしまったのだが。

人に歴史あり、いろんな面あり。

私も相対する人によって出る面がかなり違うし、
出会った状況によって意図的に付き合い方は変える方だけど、
同じように様々な状況で色々な人間関係を築いてきた他人を目の当たりにするのは、
ちょっと不思議な感じがした。

例えば友達から、友達の友達の話を聞くことはあるけれど、
実際友達の友達に会える機会って結婚式くらいしかなかったりする。

でも彼自身から中高、大学、修士、博士の話を聞き、
実際その時の友達と1日じっくり会わせてもらえると、
なんか・・・出会う前の彼、私が知らない彼の姿や生活が、
おぼろげながらも感じられるのだ。

成長し、色々な人に出会い、そのたびごとに影響を受け、
愛おしい思い出や、痛々しい傷が、彼の今の人格を形作っていく。

「こういう風に、彼は出来てきたのか〜」――という感慨。

友達が多く、親戚付き合いも大切にする彼のこと、
これからも何人かの知り合いと引き合わされたり、
新しい彼の一面を覗くことになるんだろう。

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